こんにちは!zumzumiです。
仕事で役立つエクセル小技を本日はご紹介したいと思います。
「ファイル名を一括で変更する方法はないかな??」
仕事上画像ファイル名前変更をよく行うのですが、10枚、20枚のファイルなら一つづつファイル名の変更ができますが、100枚一気に変更となると作業効率がとても悪くなります。
そんな時便利な機能が「エクセルのVBAの活用」です。
簡単なコピペと作業ですぐにできますので、ぜひ活用してみてください。
ちなみに、手順は・・・
②エクセルファイルを開き、ファイル名一括変更のVBAを作成する(簡単なコピペで作成できます!)
③開いたエクセル上で、ファイル名変更のテーブルを作成する
④マクロの実行を行いファイル名を一括変更する
この4つだけです!簡単でしょう!
では、実際にそれぞれの項目を見ていきましょう
①デスクトップに「変更前」フォルダと「変更後」フォルダを用意する
名前を変更したいファイルを用意します。デスクトップに「変更前」というフォルダを新規で作成し(ファイル名は何でもいいです。今回はわかりやすく、「変更前」というフォルダ名にしてます)変更前フォルダの中に、ファイルを入れます。
ファイル名を変更した後のファイルは「変更後」というフォルダに格納するので、「変更後」というフォルダも作成します(こちらのファイル名も何でもいいです)
こんな感じです。
今回は例として4枚の画像のファイル名を変更してみようと思います。変更前フォルダの中には、
「joker-1.jpg,joker-2.jpg,joker-3.jpg,joker-4.jpg」という画像が入っています。
こんな感じです。
②エクセルファイルを開き、ファイル名一括変更のVBAを作成する
エクセルでファイル名一括変更のVBAを作成します。とっても簡単なので、やってみましょう!
VBA作成はこちらのコードを使います。
Sub ファイル名変更D()
Dim i As Long
i = 5
Do Until Cells(i, 1).Value = “”
FileCopy Range(“A1”).Value & “\” & Cells(i, 1).Value, _
Range(“A2”).Value & “\” & Cells(i, 2).Value
i = i + 1
Loop
MsgBox “リネームしました。”
End Sub
これをまるごとコピペして、エクセルの「標準モジュール」に貼り付けます。
モジュール画面を閉じてマクロの完成です。
といっても、なんのこっちゃ?という方もいるかと思いますので、不明な方は参考画像みてみてください。
新規エクセルシート画面で「alt+F11」を押して、VBA作成画面を開きます。
「挿入」をクリックし「標準モジュール」をクリックします
ここに、先ほどのコードをコピペします
画面を閉じて、マクロの完成です。
③開いたエクセル上で、ファイル名変更のテーブルを作成する
同じエクセル内で、ファイル名変更のテーブルを作成します。
こんな感じです。
ポイントは
・A列の1行目に「変更後」フォルダのリンクを貼り付け
・変更したいファイル名はA列の5行目以降から書く
・変更後のファイル名はB列の5行目以降に書く
今回は変更前ファイル名を変更後ファイル名にしてみるという仕様になります。
それでは、マクロの実行をいよいよしてみましょう!
④マクロの実行を行いファイル名を一括変更する
先ほど作ったエクセルの画面上で、「alt+F8」を押します。マクロ実行画面が開きます。
こんな感じです。
マクロの保存先を「作業中のブック」に変更し、実行をクリックすると、リネーム完了です。
簡単ですね!
確認のため、デスクトップの「変更後」フォルダを見てみると・・・
しっかりと4つの画像のファイル名が変わっています!
ちなみに、変更前には前の名前のファイル名の画像が入っていますので不要な場合は削除してください。
今回は少ない枚数の例ですが100ファイル,200ファイルと数が増えれば作業の効率化を測れますね!
まとめ
いかがでしたか?いつもの作業を簡単に効率よくできる、ちょっとした小技でした!
ちなみに、画像のファイルが多い場合、ファイル名だけを一括で抜き出す小技もあります!
近日中にファイル名に関する小技もアップしたいと思いますのでご期待を~
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